はじめまして。ピアノ講師の鶴見光音(つるみみお)と申します。
私は豊洲にあるクレッシェンド音楽教室の講師を経て、現在東村山でむらのくまさんピアノ教室を主宰しています。
講師歴は7年半で、これまでに100名以上の生徒さんのピアノレッスンと多くのリトミッククラスを担当させて頂いてきました。
教室のイメージキャラクターは私の大切にしているくまのぬいぐるみVivo(ビーボ)がモデルです。
Vivoとは楽語で”生き生きと”という意味で、当初は教室名を Vivo music school にしようと考えていましたが、より親しみやすく小さなお子様にもすぐに覚えてもらえる名前が良いと思いなおし「東村山」の「くま」から”むらのくまさんピアノ教室”と名付けました。
生徒の皆様にはVivoのように生き生きと音楽を楽しんで頂きたいという願いを込めています。
「光音」という名前は母が音楽に感謝の気持ちを込めてつけたそうです。
2歳の頃、ヤマハ音楽教室でリトミックと出会った私は音楽に夢中になり、家でもリトミックの先生ごっこをしてよく遊ぶようになりました。お休みの日に行きたい場所を聞かれると、「ヤマハ!」と答えていたそうです。
グループレッスンで出会ったたくさんの友達は一緒に音楽を楽しんだり、お互いを高め合う大切な仲間になりました。喜んだ母は私のピアノ教育にとても熱心になり、気づいた時にはピアノの練習は生活の一部となっていました。ヤマハでは音感もつけて頂き、既存の曲だけでなくオリジナル曲を作り、演奏会に出演させて頂くという貴重な経験もしました。
その後、自然な成り行きで音楽の道を薦められ、導かれるがままに多くの時間をピアノに注ぎ込み、藝大附属高校受験を突破しました。合格が決まった時は信じられない気持ちでしたが、これまでの努力が一流の教授の皆様に認めて頂けたような気がして本当に嬉しかったです。
入学してみると、素晴らしい才能を持ち世界に羽ばたく演奏家を志した人たちがクラスメイトとなりました。聴衆に感動を与えたい一心で音楽への情熱に溢れ、キラキラした瞳で夢を追いかける選ばれし人材の集まりでした。
すでに名のある神童からあだ名で呼ばれたり、国際コンクールで優勝して帰国した後輩から光音先輩!と声をかけられたり、明日はテレビの取材が来るんだ〜と当たり前のように話す友人が隣の席に座っていたり。自分は一体何者なのか?!と悩みながらも、自分なりにピアノと向き合い、最高峰の環境で多くの刺激と学びを得ました。
音楽が繋いでくれるご縁は素晴らしく、本当に魅力的な出会いが沢山ありました。
20歳を過ぎた頃この先の進路を考えはじめ、自分は幼い頃から大の子ども好きで年下の小さな子どもたちと遊ぶことが大好きだったことを思い出しました。好きなことと今までの経験を生かすにはピアノの先生になるしかない!と思いました。
良き指導者になろうと決心し、在学中よりクレッシェンド音楽教室で指導法を学び、大学卒業後には100名以上の生徒さんのピアノレッスンと、多くのリトミッククラスを担当させて頂きました。
今まで自分が培ってきたものを大好きな子どもたちへ楽しみながら伝えていける喜びは何にも変えがたく、長い長いピアノ人生の中でようやく見つけた自分と音楽とのベストな関わり方でした。
一人一人がとても素敵な個性を持っていて音楽の感じ方も様々あることや、成長のスピードやタイミングがそれぞれにあること、自分がレッスンを受ける側だった時には気付くことができなかった音楽を学ぶ上での本質を生徒の皆さんが気付かせてくれました。
自分の力が役に立つことを知り、いつの間にかピアノがなくてはならない生き甲斐に変わっていきました。今では私も母と同じように音楽に感謝の気持ちでいっぱいです。
この先も素敵な生徒さんとの出会いがあることを祈っています。
私はいつも音楽が鳴っている空間に憧れて音楽大学に進学し、ヤマハ音楽教室では主に小さなお子さまの導入期からの指導をし、楽しい日々を送らせて頂きました。
子育て中はクラシックピアノに進んだ娘と、ジャズピアノに進んだ息子のレッスンに同伴し、聴講しながら音楽へのより深い理解とたくさんの学びを得られることに喜びを感じておりました。
こうして今また娘と共に当教室で皆さまのお手伝いができることを、心より幸せに思います。